ブロックチェーンの仕組みとは？【図解有り】

ブロックチェーンとは、ビットコインの信頼性を高める上で必要なシステムです。

複数のシステムで取引履歴を分散管理することで、第3者機関による証明がなくても
取引の正当性を証明でき、データの改ざんが困難になります。
ここに、P2Pネットワークという暗号技術が利用されています。

仮想通貨が、「政府や中央銀行による規制や管理を受けることなく、 誰もが自由に取引でき、改ざんなどの不正ができないインターネット上の通貨」
と仮定される上で、その信頼性を確保するためのシステムが
ブロックチェーンだといえるでしょう。


ブロックチェーンのネットワークに参加するすべての中継点に取引記録が通知されることで
誰でもその取引の内容を知ることができます。
決められたルールに従って、中継点ごとに記録される取引記録のまとまりをブロックとよび
このブロックをつなぎ合わせたものがブロックチェーンと呼ばれます。

新しい取引記録が増えていくこと＝ブロックチェーンに新たなブロックが追加されていくこと

新しいブロックが追加されるごとに、それにつながっている全てのブロックで取引記録が
共有されることで、データ改ざんが難しいとされています。

いざ、データ改ざんをしようとすると、膨大な量の中継点のうち51％以上を同時に
改ざんしなければならないため、現実的にはデータ改ざんは不可能とされています。


また、取引記録が分散共有されてはいますが、取引者の情報は暗号化されているため
具体的に、誰がどのような取引を行ったかということにおいては
匿名性が保たれています。


https://www.nttcom.co.jp/comware_plus/trend/201608_1_2.html

幅広く活用できるブロックチェーン

このブロックチェーンは、仮想通貨だけに利用されるというものではなく
データ改ざんの困難な仕組みで、銀行や証券取引、不動産管理など
さまざまな用途への適応が検討されています。


実際にこの安全性が理解されはじめて、ビットコインを代表とする
仮想通貨の価格が上昇してきていることも否めませんし、
大手企業もビットコインでの決済が可能になってきています。

これらがもっと浸透していくことで、ビットコインの価値はますます上がり、
ブロックチェーンそのものの使用ケースも増えてくることになると思います。


次回は、ビットコインを入手するための採掘（マイニング）について
勉強していこうと思います。

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